こんこんとまこっちゃん

今回の卒業発表に関して、今思ったことをつらつらと書きたいと思います。
ちょっと乱暴な表現が入ってるので、読みたくない人は飛ばしてください。




自分がこんこんとまこっちゃんを知ったのは5期メンバー決定特番の時でした。
もちろんリアルタイムでは見れず、とりあえず新聞報道で知り、後で番組が放送されたのを見たわけです。


正直なところ、第一印象は最悪でした。「9人で充分なのになんで4人も増やすんだ」
そんな嫌悪感も出てました。


そんな一ヲタの不満などこ行く風で時間は着々と過ぎていきました。


そんなある時、転機は訪れました。


こんこんをはじめ、5期メンバー決定後初めてのミュージカル「モーニングタウン」。自分の目的は梨華ちゃんでした。
第一部が終わり、第二部に進んだとき自分の中で何かが変わりました。


不器用ながらもひたすら一所懸命にまっすぐ役を演じる彼女の姿。本当に不器用だからまっすぐしか進めない子なんだけど、そのまっすぐさが却って心の中にぶつかっていき染み透る感覚を覚えました。


久しぶりに「一所懸命になるってこんなに格好いいことなんだな」って思いました。
そして、青山劇場を出た頃にはなんとも言えぬ爽やかさに包まれていました。


そして、娘。全員でパーソナリティーを務めた24時間TV。子供たちの富士山登山をサポートすべくガキさんと一緒に富士山に挑んだまこっちゃんがそこにはいました。


結果はみなさんご存知の通り、悪天候のため頂上を目前にしてのリタイア。中継で涙ながらに謝るまこっちゃんの姿。


「なんで?自分のせいじゃないのにそこまで自分を責めるの?」口ではそう言っても、涙を流すまこっちゃんの姿をTVで見て涙している自分。
こんこんと同じく、不器用なんだけどまっすぐなまこっちゃん


その時、「あー、これがモーニング娘。なんだな」って改めて気づかされました。


オールマイティなスペシャリストはいなくても、どこかひとつ光るものがあって、それが上手く重なり合い大きなパワーとして前に進むグループ。誰かが落ち込んだときはそっと声をかけ、ピンチのときは一致団結して困難に立ち向かう。
そんな青春が凝縮された娘。さんたちだから、ここまで応援できたんだなって今になって思います。



卒業の理由とか納得できないところはあるけれど、こんこんとまこっちゃんが掴んだ未来行きの切符です。その先はきっと五月の青空のように明るく光輝くものだと信じています。


今はまだ手放しでは送り出す気分ではないけど、いつかきっと笑顔で送り出したい・・・・
その時までもう少し時間をください。


青空がいつまでも続くような未来であれ!