ありがとうの気持ちを込めて〜冬の夜空に咲いたさくら満開〜


そして、盛岡から9時間をかけて新潟へと着きました。早朝出発して新潟へついたらもうあたりは夕闇に包まれていました。


会場内に入ると、昼公演の終盤らしく、時折歌声が漏れ聞こえてきました。その音を聞きながら、はやる気持ちを抑え、千秋楽への思いを馳せていました。

昼公演が終わり会場が慌しくなり、いよいよ千秋楽へ向けての盛り上がりが高まっていました。
よく見ると、千秋楽公演でのある企画のためにファン有志がピンク色のサイリウムを配っていました。


自分も仙台から駆け付けたなりっとさん(id:narit)と談笑して気分を落ち着かせ、一通りのグッズ購入を終えホール内へ・・・・





1.恋の花


真紅のノースリーブのドレス姿で登場したなっち。ドレスが照明の光に反射してキラキラ輝いてるように、なっちの笑顔が輝いて見えたように思えました。
全20公演、ここまで無事に出来た事の喜びと、思いきり歌えたことへの感謝なのかなとしみじみ感じました。


2.だって生きてかなくちゃ


ここで今回のゲストのカントリー娘。が合流。3人とも迷彩柄のミニの衣装とへそ出し&シースルーのセクシーな衣装で、目のやり場に困るぐらいクラクラしちゃいました。(笑)



〜MC1〜


なっちが最終公演を前にふるさと室蘭に里帰りした時の話題がありました。
家族全員で鍋焼きうどん(?)を食べに行ったそうですが、昔馴染みの店で行くのは久しぶりだったそうです。
なっちママが「やっぱり長い年が経つとおかみさんも年を取るのねぇ」に対して、「ママだって年取ったじゃない」とツッコミ。会場は大爆笑。


帰りの飛行機で両隣がサラリーマンの席になってしまったなっち。アイマスクをして寝ていると、隣のサラリーマンがお弁当をパクパク。
「あ〜、食べてるんだなぁ」と最初は余裕のなっち。その内、反対側の席でパソコンをカチカチいじる音が・・・・・
「あっちでパクパク、こっちでカチカチ・・・そしたらお弁当食べてたサラリーマンがビールを飲み出したんですよ〜。あっちでパクパク、こっちでカチカチ。そしてお酒のにおいが・・・・」
ちょっと立腹モードのなっち。
しかし、「いけない、いけないっと」と冷静になるなっち。これも経験だよね〜と納得させて落ち着かせたそうです。


ここで衣装替えのため一旦なっちが退席。カントリー三人のトークに代わります。

今チャレンジしたいものということで、あさみがスキーをしたいとのこと。意外な答えでしたが、苫小牧出身のあさみは冬の体育の授業はもっぱらスケートだったというエピソードを聞き納得。


そして、衣装替えをしたなっちがステージ左から登場。その美しさに一瞬はっと息を飲みました。


3.夢ならば


純白のウエディングドレスに胸にダイヤをあしらった衣装で現れたなっち。間違いなくこの瞬間に自分は恋に落ちました。
そして、この一年のことを走馬灯のように思い出す自分。なぜか瞳が熱くなったような気がしました。


4.なんにも言わずにI LOVE YOU


イントロが流れた瞬間、全身に鳥肌が立ち、早くも涙腺が決壊しました。事前にセットリストを見てたのですが、テンぱって忘れていたのでほぼ不意打ちの状態でした。
心の中で一緒に歌いながら、光り輝くなっちの表情をずっと見つめていました。


「声に出さなくても、なんにも言わなくても、この思い、伝わってるよね・・・・?」


〜MC2〜


ツアータイトルの「24カラット」についてなっちの解説。


「24カラットのカラットというのは宝石の重さという意味もあるんだけど、今回は純度99.9・・・・%の純金という意味なんです。ほんのちょっとだけ混じりっ気があるような。」
そして、ここでお約束のあれが・・・・
「私ももう24歳ですが・・・いい女は24からっと・・・・最後まで言っちゃったよ〜!」


はい、そんな純粋なあなたが大好きですよ〜っ!(照)


5.OLの事情


6.恋した女の子どすえ

再び衣装を替えて、曲調もダンサブルな曲へ。しっとり聞かせた後にノリノリのナンバー。なっちの曲の振り幅の大きさにあらためて感心です。


7.シャイニング 愛しき貴方


ふたたびカントリーの三人が登場。いつもはみきてぃとこんこんと一緒に歌っているので、三人だけのシャイニングはすごく新鮮でした。


みうな・・・・こうして近くで見ると綺麗だなぁ・・・
まいちゃん・・すらっとしてるなぁ・・・フットサルやってるとは思えないぐらい脚細っ!
あさみ・・・・すんごくちっちゃい!どうしてこんなちっちゃい体にパワーがあるの?すごいな・・・


8.はじめてのハッピーバースディ!


これも自分にとってはサプライズな1曲でした。まさか半年振りに聞けるなんて。思わずこっそりとハの字ジャンプをしたのはナイショ(笑)


9.いいことある記念の瞬間


ここからなっちが合流して中盤の盛り上がりに。衣装はなっちが黄色、あさみが赤、まいちゃんが青、そしてみうながピンクとステージにカラフルな花が咲いたように華やいでました。


10.愛車ローンで


ロック調なギターのイントロに会場は騒然。今回のツアーは「あなた色プレミアム」とはまたベクトルの違った、それでいてリピーターも始めてのなっちコン経験者も楽しめるすごい中身の詰まったコンサートだと思います。


曲に乗せて4人がドライブを楽しんでいるパフォーマンスが繰り広げられ、迷走したりして賑やかなドライブの様子に思わず顔を綻ばせながら四人とのドライブを妄想想像してしまいました。


寸劇〜ちょっとムーディーな色っぽい朗読劇?〜


直前の歌衣装のまま劇がスタート。まいちゃんとみうなが朗読を担当するのですが、ムーディーな音楽とまいちゃんとみうなの朗読がマッチしすぎて色っぽい・・・・・思わず理性を失うところでした(汗)


内容を簡潔に話しますと、駅で偶然見かけたあさみに恋をするナツオ(なっち)。ナツオは声を掛けようとするがなかなか出来ない。意を決してはなしかけるナツオ。
しかし、ここから迷走を極める展開に・・・・占い師やらなんやらで、とどめは・・・・スキマスイッチ?(笑)


しかし、最後にはナツオとあさみは結ばれ、熱い抱擁。そして、それに加えまいちゃんとみうながその上に。最後は四人でおしくらまんじゅう・・・・・あさみうらやまし・・・・じゃなくって、大変そうです(汗)


アツアツに結ばれた二人・・・のはずが最後はあれっ?な結末に。そして月も落ちる(笑)
そして、次の曲のイントロが流れます。


11.Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜


歌い出しはみうなで、メインのボーカルをなっちとまいちゃんが担当。この組み合わせでこの曲というのも意外でしたけど、実際に見てみるとすごく格好いいですね〜


12.例えば


この曲はセットの階段に腰をかけてしっとりと歌い上げました。恥ずかしながらこの曲を聞く機会はあまりなかったのですが、すごくしっとりと聞くことが出来て、あらたななっちの一面を垣間見た感じがしました。


〜MC3〜 愛しき思いと感謝の花が綻ぶ時



「こうやって娘。時代の歌を歌えることが嬉しいです。それでは聞いてください。さくら満開。」


イントロが流れステージから一旦下がるなっち。そのタイミングを見計らい、用意されたピンクのサイリウムを折る音が聞こえてきました。
今回はずっとステージ上のなっちを見ようと決めていましたが、すみません。この瞬間だけ後ろを振り返りました。さくら満開の風景が見たかったから・・・・・



・・・・・・会場全部がピンクの光に包まれていました!自然と体がその淡く美しいピンクの光に吸い込まれそうな感覚に襲われました。
そして、再びステージの方に視線を戻すと、ステージの上にピンク色のカーテン状の覆いがありました。
そして、その覆いが上に上がるとそこからなっちが現れました。



13.さくら満開


イントロが終わり、客席に視線を上げるなっち。この時、はじめてなっちは会場一面のさくら満開を見るのでした。
驚きの表情をし、思わず1・2歩後ずさるなっち。それでもAメロを歌っていたなっちでしたが、段々と声が途切れ途切れになり、涙で声が詰まって歌えなくなりました。
そんななっちを後押しするように自然と会場から合唱が・・・・自分もいても立ってもいられず一緒に歌っていました。あふれる涙を抑えるのも忘れて・・・・


2番に入ると、多少落ち着きを取り戻したなっち。それでも、その瞳は感激で潤んだままでした。


最初はこの企画に懐疑的な自分でしたが、この風景を見てこの場に立ち会えて良かったと思いました。そして、企画を立ち上げた有志のみなさん、会場に居合わせたみなさん、そしてこの風景に感激してくれたなっちに感謝です。本当にありがとう。



14.22歳の私


もう何も見えません・・・・視線はなっちだけを追っかけていました。この瞬間だけはなっちだけを目に焼き付けたい。それがほんの刹那でも・・・・



〜MC4〜


「あ〜んっ!も〜っ!」ちょっと悔しそうに怒ってるなっち。でも、その表情は晴れ晴れとして嬉しさを隠し切れない表情でした。


「だってさ・・・・もう・・・・顔を上げたらぱ〜って・・・・なっちびっくりしちゃったよ。ね・・・これってみんなで相談したの・・・・?」


まあ、相談というか・・・・うん、経過はともかくとして結果としてそんな感じでした。本当にすごいね・・・・


「本当にすごかったよ・・・・この風景、出来ることなら写真に撮って残したかったな。なっちのこの目にはちゃ〜んと焼きついたけど、みんなに見せたかったなぁ・・・」


本当に、スタッフさんにお願いしたい気持ちで一杯でした。


そんな元気をもらったなっちから、今度はお返しとばかりに元気のある歌のお返しを。



15.あなた色


もう〜元気どころかエネルギーが爆発しちゃうようなこのナンバー。どうするんですか?また最初からやっちゃう?(笑)そんな勢いでした。


16.恋愛戦隊シツレンジャー


再度カントリーが合流して怒涛のラストへ。会場全体一つになってのタテ乗り状態。愛と歌の戦士たちはどこまでも強く美しい!


17.恋のテレフォンGOAL


本編ラストはなっちの新境地を開拓した1曲。”最後は笑顔で”っていうなっちの意気込みが感じられたような気がしました。



鳴り止まないなっちコール。でも、このコールはいつもとは違う、なっちへの感謝の気持ちがこもったコールでした。
そのコールに答え、なっちが登場。


18.空 LIFE GOES ON


感動で涙が止まりませんでした。いえ、そんな安易な表現で語り尽くせないほどの感動や感謝の気持ちが胸に去来してました。
なっちの澄んだ歌声に呼応するかのように、会場は静寂に包まれていました。誰もがなっちの歌声に聞き入っていました。


MC〜24カラットのありがとうの気持ち〜


感動のあまり内容をほとんど忘れてしまいましたが、印象に残る一言を紹介します。


「今私がこうして歌を歌っていられるのは、スタッフさんがいたり、ハローの仲間がいたり、家族だったり・・・・そして、ファンの皆さんのおかげだと思います。」


最初この言葉を聞いた時、自分は何かあるのでは?と妙に勘ぐってしまいした。(本当にすみません。)
でもよくよく考えると、色々あって、それでも今こうして歌うことが出来た。
もしかしたらもう二度と歌えないんじゃないかと思った時期が彼女にはあったかもしれない。それでもこうやって今みんなの前で歌うことが出来た。
そんな感謝の気持ちがストレートに出たのだと自分は思うのです。なっちらしい、本当にまっすぐな表現の仕方で。
でも、ありがとうの気持ちを伝えなければいけないのは私たちのほうだよ。なっち、こうしてファンの前で歌ってくれてありがとう。いろんななっちが好きだけど、一番好きなのは歌を歌ってるなっちだよ・・・・



19.腕組んで帰りたい


最後別れを惜しむかのようにステージの右から左まで丁寧に声援に答えるなっち。
そして、最後にありったけの愛を込めた投げキッスでステージを後にしました。



ありがとう、なっち なっち最高!


<終>