バリバリ教室 小春ちゃんいらっしゃい! 参戦レポ〜本気で熱い10人娘。〜

まだ寒さの残る3月。あの時から季節を2つ越えて娘。たちは杜の都へと再び舞い降りた。
新たな仲間を引き連れて・・・・


19時。定刻通りに客電が落ち、自然と湧きあがる声援。そして色とりどりに揺れるサイリウムの光。
ステージ上のスクリーンに制服姿の小春ちゃんが登場。転校生の小春ちゃんが仲間を探すと言う設定でメンバー一人一人が紹介される。
そして、最後に色っぽいじれったいのアーチスト写真(小春ちゃんの部分だけ白く切り取られてる)に小春ちゃんがパズルの最後のピースとして埋まる。
ステージの左右から色じれの衣装を纏った10人の娘。が登場。歓喜のステージの始まりです。


1.色っぽい じれったい


3ヶ月前、武道館でその姿を見た時はまだまだ”卵”だった小春ちゃん。時を経て徐々に成長しているのが伺えるような気がしました。今はまだ雛鳥の彼女ですが、先輩に囲まれてその翼を磨いていって欲しいです。
1曲目が終わり、全員であいさつ。みんな笑顔で会場の声援に答えてました。


2.LOVEマシーン


3.ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。


オープニングで程よくアイドリングしたエンジンがいきなり爆発!会場は狂喜乱舞、そして娘。さんたちも走る!走る!
ついでにポジも飛んで踊る踊る!しかし、この無謀な行動があとあと響くとは・・・・


2曲を立て続けに披露し、その熱気も冷めやまぬうちにメンバーが一人一人自己紹介。自分はここで二人の子に注目しました。


一人目はガキさんこと新垣里沙ちゃん。彼女は本当に綺麗になったなって感じました。つい最近までは元気で可愛い、本当にお豆ちゃんって感じでしたが、今では髪型を変えたせいもあって本当に大人になっていますね。それでも持ち前の元気さは変わらず、コンサート中でもその元気をステージで振りまいてました。


もう一人はみきてぃこと藤本美貴さん。彼女のライブでのパフォーマンスの高さについては言うまでも無いですが、今までの娘。コンを見てると、どこか一人引いた目で見てるのかな?って感じがしてました。言うなれば孤高の戦士みたいに。
でも、今回のライブでは盛り上げ役に徹しながら、自分もライブを楽しんでいる。何か心に余裕が出てきたのかなって感じました。


自己紹介が終わり、サプライズ満載のライブの再開です!


4.大阪恋の歌


5.ザ☆ピ〜ス!


6.恋愛レボリューション21


7.恋の始発列車
(吉澤・高橋・小川・藤本・亀井・田中)


まず最初のサプライズは、いつもは後半の盛り上げで披露されるピ〜スと恋レボが比較的前半に登場したこと。これも新しい10人娘。の現われなんでしょうかね。おかげさまで、最初から飛ばしまくりです(笑)


ちなみに、ピ〜スのセリフ部分は小春ちゃんが、恋レボの「ほいっ」は紺ちゃんが引き継いでました。


次のサプライズは「恋の始発列車」。この曲は自分がお気に入りのアルバム「セカンドモーニング」の中の特にお気に入りの中の曲だったので、歌われたこと自体でもうすごく鳥肌が立つくらいに感動しました。

間奏が終わり、ステージの最前まで歩いてくる6人。最前列との距離が近い事!1mあるかないかの近距離で一体感がより強まった気がしました。
モニターには線路の絵が映し出されていて、その線路のように娘。さんたちの未来も永遠にずっと続いていくんだな。と思うとちょっぴりほろりと来ちゃいました。
間奏の部分で客席にマイクを向けるミキティ。鳥肌が立ちました。もちろん一緒に合唱しました。




感動の懐かしい娘。メロディに続き、ここで寸劇が始まります。
ツアータイトルの「バリバリ教室」にちなみ、小春ちゃんが転校生と言う設定で生徒役の娘。さんからの質問を受ける、とてーもまったりとしたコーナーです。
で、何より嬉しいのが・・・・


白衣姿の紺野先生♪ 川o・-・)ノ


これだけでもうし・あ・わ・せ♪(きしょっ)


質問に答えて行く小春ちゃん。あれあれ?なんか足りないぞ・・・・おいおい、ガキさんさゆみんがいないじゃないですか!

と言うわけで、二人を探しに行く愛ちゃん亀ちゃん。そしてなぜか返事がヤンキーぽいれいにゃ(笑)これはあるサプライズの伏線となるわけです。

少し遅れてガキさんが登場、元気で可愛いです♪そして、最後はさゆみんがトリを務めるべく登場。

从*・。.・从<よし、きょうもかわいいぞ!

そして、いきなりコンサートの本編が再開されます!


8.バイセコー大成功!
(新垣・道重・久住)


5・6・7期のトリオで構成されるこのナンバー。ガキさんが引っ張っていき、さゆみんと小春ちゃんがついていく形。そう、まるで新垣塾・オンステージを見ている感じでした。


9.ラストキッス
(高橋・亀井・田中)


コンサート3度目のサプライズはタンポポの珠玉の1曲。選曲にも驚かされましたが、この三人というのがまた驚きでした。
リボン付きの帽子を被ってステージに現れた三人。愛ちゃんがリードボーカルを取って、それに亀ちゃんとれいにゃのコーラスが重なって行く形です。

正直、本家の三人にはまだまだ及ばない点もありますが、三人のコーラスが上手くはまったところは鳥肌が立つくらいぞくっとしました。きっと、もっと歌い込めばまた違ったラストキッスが完成されるはずです。個人的にもこの名曲を、タンポポの曲を歌い継いで欲しいと思いました。


10.男友達
(吉澤・亀井・道重・田中・久住)


なっち+5期のナンバーをよっすぃーと6・7期メンバーが継承する形となった、4thいきまっしょい!からのナンバー。
なっちバージョンとはまた一味違った、等身大の”吉澤ひとみ”の気持ちで歌ったんじゃないか?ってくらいリアリティのある素敵な男友達でした。


3度目のMCが入り、はい、お待たせしました。あの子の登場ですよ!


11.そっと口づけて ギュッと抱きしめて
(藤本美貴)


ロマンティック 浮かれモード」に比べて少し(ほんの気分)おとなしめの曲。さすがに回る人はあまりいないようです(笑)
それでもステージを所狭しと走り回り煽りを入れるみきてぃ。さすがはファンの心を掴むのはお手のものと言った感じでしょうか。
客席に煽りを入れてる時、思った以上のレスが来て、それを耳に手を当てて聞いてご満悦な表情をするみきてぃ。その表情が本当に朗らかで凄く楽しそうなのが印象的でした。


12.涙が止まらない放課後
(紺野あさ美)


みきてぃに続いてのソロコーナーは紺ちゃんのなみとま。後で紺ちゃんが言うようにドキドキ。自分もドキドキ(汗)
ちょっと緊張で安定していなかった部分もありましたが、さすがに紺ちゃんにとっての思い入れの強い曲だけあって、自信をもってすごく楽しそうに歌ってましたね。


13.Memory 青春の光


14.シャボン玉


ふたたび10人が集結して中盤戦のスタート。シャボン玉ではイントロ部分の


从*´ ヮ`)<愛する人は〜♪



れいなだけ〜!


の大合唱。そして再び爆発する会場のエネルギー!6期メンバーにとってのデビュー曲。今では頼もしいばかりの歌いっぷりです。
間奏のセリフは亀ちゃんが担当。梨華ちゃんとはまた趣きの違う味のあるせりふ回しでした。


ここで再びMCが入り、お互いのソロパートの感想を。


ラストキッス・・・・お互いのハーモニーが気持ち良かった。


○そっと口づけてギュッと抱きしめて・・・17歳の頃の曲を20歳の今歌って、当時には無かった大人な感じが出せた。年ですけど・・・ と、珍しく自虐ネタ(笑)


涙が止まらない放課後・・・初めて一人で歌うことになって心臓がドキドキしたけど、楽しかった♪


で、あの人が・・・・あら?と思ったら、ステージ左から登場。まこっちゃん、少々お約束気味の展開だけど面白いのでマル(笑)


15.初めてのロックコンサート
(小川・高橋・新垣・紺野)


時を経ても良いものは変わらないもの。この曲にもそれが当てはまります。まこっちゃんの少し棒読みっぽいせりふも変わらぬまま(笑)
最後の  ∬´▽`∬<うんっ・・・・ 自分も一緒に呟きました。


そしてここから最後までノンストップで終盤戦を迎えます。


16.パパに似ている彼
(吉澤・藤本・亀井・道重・田中・久住)

ステージのセット左上からえりりん、右上からみきてぃが登場し、一人ずつだんだんとステージに現れます。歌詞を知っている方は分かると思いますが、歌詞に合わせてえりりんやみきてぃがこっそり忍び足でステージに現れる姿がコミカルで可愛かったです♪


17.AS FOR ONE DAY

再び10人揃ってのナンバーは圭ちゃん卒業メモリアルのせつな系のこの曲。
この曲をコンサートで披露するのは結構久しぶりですね。ピアノのイントロに合わせてのセリフがとても切ないのですが、今回はみきてぃがセリフ担当でした。話によると、会場ごとにセリフの担当が変わるとか?情報お待ちしております。


そして、ここから最後の追い込み、怒涛のラストスパートです!


18.Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜


おなじみのガキさんの「愛をくださ〜い〜♪」のアカペラから始まり、男役のよっすぃーまこっちゃん、みきてぃを中心にステージ左右に広がる娘。たち。
よっすぃーが歌う!踊る!そして小春ちゃんを口説く!(笑)仙台サンプラザはこの時巨大なダンスホールへと変わります!


19.直感〜時として恋は〜


来ました!愛の第6感からの究極の盛り上げ系ダンスナンバー。このタイミングで持ってくるのは鬼です(笑) この時自分のふくらはぎは悲鳴を上げて、今にも吊りそうな状態でした。でも、こんなところで止まってはいられない!足をバンバン殴りながら最後の気力を振り絞りました。

この曲のポイントはいかに格好良く踊ってノレるかにあります。雰囲気的にはよさこいソーラン一世風靡セピアを連想していただければ・・・・


20.女子かしまし物語
(小春ちゃんいらっしゃい!ver.)


女子かしまし2からの変形完成形バージョン。9人のソロが終わり、最後の間奏で「くすくすくす!」と久住コールで会場を煽る。そしてステージ最前に飛び降りるように現れた小春ちゃん
春ちゃんに「人生100年これからだ」と歌わせるのもどうかと思いましたが、これもミラクルと言う事でOK牧場!(笑)


ここで衣装替えのため、5期メンバーを残してのMC。
「今のテンションを表現すると?」の質問に・・・・

紺ちゃん・・・・・ずんだ餅を10人分取っちゃったぐらいのテンションです
愛ちゃん・・・・・紺ちゃんみたいに例えようと思ったけど、テンションが高すぎて例えられない
ガキさん・・・・・楽天が勝っちゃったくらい!(この日は3-6で負けました・・・rzo)


全員の衣装替えも終わり。残るはあと2曲。よっすぃーの「最後まで突っ走ろうぜ!」の声に答え、会場も最後の盛り上がりを見せました!


21.THE マンパワー!!!


22.ここにいるぜぇ!


22曲も続いたコンサートなのに最後まで足が止まることなく歌い、そして踊りつづけてさらに客席に向けて手を振ったりしている娘。さんたち。本当に頭の下がる思いです。
ここにいるぜぇ!の歌詞の通り、今娘。さんたちは夢の翼を広げ、新しい娘。を作り上げて行ってます。

言わせてください。


娘。最高!



そして、アンコールへ・・・・


23.ふるさと


よっすぃーがMCで「メンバー10人それぞれのふるさとがあって・・・」と言うように、この曲もまたメンバーそれぞれにとって、またファンそれぞれにとっても思い入れ引き出しがたくさんあるナンバーではないかと思います。

今感想を書いて、なぜふるさとを選曲したのか分かったような気がします。
「ふるさと」=かけがえの無い大切な存在。今回正式にリーダーとして初のツアーに臨んだよっすぃーは「先輩たちが愛した、大切に育てたモーニング娘。を今度は私達が大切に引き継いでいく。」そんな思いを持っていたのだと思います。もちろん、他の9人も同じ思いだったのでしょう。
だから、「ふるさと」を歌うことで先輩へ、そしてファンに向けて自分達の決意を表明した。自分にはそう思えて仕方がありません。


仙台公演でメインボーカルを務めたみきてぃが歌い終わった後に涙をにじませてたのもそんな思いがあったからなのかな・・・・
そして、よっすぃーの次のコメントもそんな思いが涙となって結実したのではないかと思います。

昨日(9月9日)はLOVEマシーンの6周年記念でした。
今はこの曲を歌ってた時のオリジナルメンバーはいませんが、私達は先輩の残してくれた曲を大事に引き継いで行き、7周年、8周年・・・・・・そして100周年までがんばっていきます!


最後の最後は明るく元気良く!


24.Go Girl〜恋のヴィクトリー〜


最後は恒例の一列に並び手を握りウエーブをしながらのお礼で締め。ステージから姿が見えなくなるまで観客に手を振る娘。たち。熱気と感動に包まれたステージはあっという間に幕を閉じました。

会場の熱気を穏やかに冷ますように、会場には「声」のインストが優しく流れていました。


(完)